第38回葛飾区産業フェアに出展し、葛飾ゴム工業会の活動をPRしました

 葛飾ゴム工業会(牧野秀徳会長)は10月14日~16日、テクノプラザかつしかで開催された「第38回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)」にブースを出展し、同フェアを訪れた人々に同工業会の活動をPRするとともに、会員企業の製品などを販売しました。

ブースの様子

 同工業会は同フェアへの出展参加を目的に創設され、第1回目からブースを構えています。今回のブースでは輪ゴムで作るラバーハンドボールの展示やゴムの型抜き加工体験を実施しました。会員企業では精工パッキングが小物入れ「ポレット」を、タグチゴムがペット用ブラシを、ウッドヴァリは長靴を販売しました。
 ブースでは葛飾ブランド「葛飾町工場物語」に認定された会員企業・団体を紹介するパネルを展示しました。同ブランドは葛飾区と東京商工会議所葛飾支部が運営するブランド認定事業です。葛飾区内で優れた技術等により製造された製品・部品などを区内外に広く情報発信することを目的としており、これまで同工業会を始め、ウッドヴァリ、杉野ゴム化学工業所、内山ゴム製作所、精工パッキング、タグチゴムが認定を受けています。

パネル展示の様子


 精工パッキングの平井秀明社長はパネル展示について「今回の産業フェアのテーマである「それ、葛飾でできるよ!」に沿った試みです。パネル展示を通じて葛飾でゴムを作れることをPRしていきたいと」と語っていました。

 

ラバーハンドボール


 ラバーハンドボールについては、来場者がスーパーボールの周囲に輪ゴムを巻きつけていくことでスーパーボールを大きくしていく。開始から10年の歳月を経て、ラバーハンドボールは直径約35cm、重量27kg超にまで成長しています。同フェア当日では、社会科見学に訪れた小学生や幼児などが輪ゴムを巻きつける姿が多く見られました。


 また、昨年に引き続いて型抜き機械を使って型抜き加工が体験できるコーナーを設置し、来場者に対してオリンピックのピクトグラムの形に型抜き加工する体験を提供しました。同工業会ではこれからも同フェアへの出展を通じて「ゴムの街かつしか」の訴求に努めていく考えです。

型抜き加工体験

 

ウッドヴァリの長靴

 

精工パッキングのポレット

 

2022年10月24日更新