第37回葛飾区産業フェアにブースを出展しました ゴムの型抜き体験ができる体験会などを行いました

 葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は10月16日~17日、テクノプラザかつしかで開催された「第37回葛飾区産業フェア(工業・商業・観光展)」にブースを出展しました。

 同工業会は同フェアへの出展参加を目的に創設されており、第1回目からブースを構えています。昨年はコロナ感染拡大の影響から葛飾区産業フェアが中止となりましたが、今回はコロナ感染を抑えるべく、会場内に入場する人数を制限したり、各展示ブース内でもさまざまな感染対策が実施された上で、2年ぶりに開催されました。 


 同工業会は、ゴムの型抜き加工ができる体験会や輪ゴムで作るラバーハンドボールを展示したほか、物販として会員企業から精工パッキングが小物入れ「ポレット」や今年8月に発売したマスクストレス解消アイテム「りっぷるん」を販売したほか、ウッドヴァリは長靴を販売しました。

 ゴムの型抜き加工では、会員企業が提供した型抜き機械とゴム素材を使って、東京オリンピックのピクトグラム(車いすテニス、柔道、水泳)の型抜き加工を体験しました。ピクトグラムは、葛飾区にゆかりのある柔道のウルフアロン選手、水泳の渡部香生子・松元克央選手、車いすテニスの荒井大輔選手が出場した3種目を選定しました。

 また、ブースでは同工業会が今年度の勉強会のテーマ「SDGsとゴム産業」の成果をパネルで展示したのも今回の特長の一つです。


 武者会長は「葛飾区産業フェアが始まる受け皿として創設されたのが当会の成り立ちですので、この産業フェア出展が最も重要な活動になります。今期はSDGsでも温暖化に標準を絞ったテーマで勉強会を行いましたが、来場者や会員企業の関心を見ながら来期のテーマを検討していく考えです」と述べるとともに、「SDGsでは海洋プラスチックゴミ問題やBCP対応などの様々なアイデアが会員企業から出されており、そのなかから決めていきたい」と力強く語っていました。

2021年10月18日更新