「ゴム産業のリスクと機会について」をテーマにZoom勉強会を開催しました

 葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は5月20日、「ゴム産業のリスクと機会について」と題するZoom勉強会を開催し、会員企業から10名が参加しました。
 同工業会では、「地球温暖化とゴム産業のサスティナビリティ」をシリーズテーマとしてZoom勉強会を開催しています。同工業会では、今期の事業テーマとして「持続可能性を追求する」を掲げており、「SDGSとは何か、地球温暖化とゴム産業などのテーマの勉強会を開催しています。
 勉強会では4月20日に開催された第1回目の「SDGsとは何か?」に続いて、今回も環境省登録の環境カウンセラーや葛飾区地球温暖化地域協議会会長を務める武者会長が講師役を務め、ゴム産業のリスクと機会について解説しました。
 勉強会の冒頭で、武者会長は「前回同様、環境について皆さんと一緒に考えていきます。今回は話の中で皆さんの意見も聞いてみたいと思います。CO2の削減目標を国だけでなく区としても動き出しています。CO2目標を達成するために与えられた時間は長いようで短い。この機会に自社のCO2排出量を確認してほしい」と述べ、勉強会が始まりました。
 勉強会では、武者会長自らが「リスク機会」とトップダウン経営、SWOT分析入門(ゴム産業の弱み・強み・機会・脅威について考える)、ゴム産業を支える3本の脚とリスク(材料・金型・機械の動向)、ゴム産業を取り巻く難問(ケムシェルパ、海洋プラスチック、CO2)、機会を逃さないための自己分析(CO2の排出源を特定する)などについてわかりやすく説明しました。

2021年05月28日更新