第35回通常総会と新年会を開催しました

 葛飾ゴム工業会(武者英之会長)は2月21日、東京・葛飾区の川甚別館で第35回通常総会と新年会を開催し、25名が出席しました。総会冒頭、武者会長は新型コロナウイルスによる肺炎拡大が日本経済に与える影響を説明した上で、「会員の中にも客先から中国に転注された製品が新型コロナを機に、再び転注できないかといった要請が始まっている」と述べました。


 総会では、牧野秀徳副会長による司会進行でスタートし、第1号議案として、田口邦男理事が19年度事業報告を説明したのに続き、平井秀明副会長が第2号議案の19年度収支報告、そして武者会長が第3号議案の役員改選、第4号議案の20年事業計画スケジュール、第5号議案の20年度収支予算について審議され、いずれも原案通り承認可決されました。
 3号議案の役員改選では、武者会長を始め、牧野副秀徳副会長、平井秀明副会長、各理事いずれも再選されました。

総会の様子

田口理事


 続く新年会で武者会長は、今年の干支(子年)に即した年頭所感を述べた後、同工業会が3月11日に「3・11に考える。被災・事故への備えは万全ですか?」と題し、ゴム工場における損害保険の適用事例の勉強会を開催することを紹介し、会員に参加を呼び掛けました。また、武者会長は環境省の「地域循環共生圏構想」を紹介しました。この構想は30年後の2050年を見据えた様々なテーマが書かれており、長期的な視点を持ってこの1年にあたると抱負を語りました。
 続いて、内山ゴム製作所の内山実代表取締役が乾杯のあいさつを声高らかに行い、新年会がスタートしました。

内山氏が乾杯の発声を行った


 会の途中ではアトラクションとして「地産地消製品」抽選会が行われました。抽選会では、平井副会長が代表を務める精工パッキングが製造販売する「ポレット」が商品として贈られるじゃんけん大会が行われ、出席者はじゃんけんのたびに歓声を上げました。

地産地消製品「精工パッキングのポレット」が当たるじゃんけん大会

平井氏より受賞者にポレットが贈られた①


 青木克徳葛飾区長が駆けつけ、来賓として祝辞を述べました。青木区長は葛飾区がゴム産業を含め、産業振興に力を入れていることを紹介し、その一環として同工業会も参加している葛飾区産業フェアを今年も盛大に行うことを発表しました。


 また、中締めは葛飾区産業観光部の酒井威部長が行い、約2時間にわたる新年会は盛況のうちに幕を閉じました。

2020年02月25日更新