研修旅行を開催しました

 当工業会(武者英之会長)は5月25~26日、神奈川県三浦市のリゾートホテルマホロバマインズ三浦で1泊2日の研修旅行を開催しました。

 1日目に行われた研修会では、武者会長が講師となり、牧野秀徳副会長、平井秀明副会長、田口郁男副会長、近藤七郎商店の福井巌氏が参加し、3月に実施した同工業会の勉強会「ChemSHRPA(ケムシェルパ)」のおさらい、さらに時間の都合上話せなかった部分の資料等について学びました。

あいさつする武者会長

 ケムシェルパは、サプライチェーン全体で利用可能な製品含有化学物質の情報伝達をするための共通スキーム。従来のJAMP(AIS)や旧グリーン調達調査共通化協議会(JGPSSI)を一つにした構成となっており、国内外でフォーマットの標準化、統一化を目指し、2016年4月から経産省主導で運用が開始されています。

研修会の様子

 武者会長は、3月の勉強会を振り返りながら、三協物産のケムシェルパへの取り組みを紹介したほか、追加資料(ケムシェルパ商社編)として、顧客や川下業者から化学物質含有に関する調査が来た場合の情報伝達などを説明しました。さらに、ケムシェルパの入力支援システムのケムシェルパCIや、エクセルを使った配合表管理などについても実例を交えて解説しました。

 研修会後半は、座談会が行われ、参加者はケムシェルパなどの化学物質情報伝達への取り組みに対する現状や課題などを話し合い、有意義な時間を過ごしました。

研修会終了後の記念撮影

2018年06月07日更新