生産情報のデータベースをテーマに勉強会を開きました

 当工業会(武者英之会長)は3月9日、東京・葛飾区のテクノプラザかつしかで第2回定例勉強会を開催した。
 今年度最後となる勉強会はイオアートの小田朋和代表取締役を招いて、「生産情報のDB(データベース)化」をテーマにした勉強会を行いました。

定例勉強会の風景

定例勉強会の風景


 小田代表は大学卒業後、葛飾区内でイオアートを創業。以後16年にわたって区内の中小企業に経営のIT化支援を行っています。
 勉強会では、リレーショナルデータベース(RDB)を作成できるソフト「ファイルメーカー」を活用し、架空のゴム工場をIT化する過程を解説していただきました。

講師の小田朋和氏

講師の小田朋和氏

 小田代表は情報検索が楽になる、社内情報の把握がスムーズに行えるなど企業がIT化を行う様々なメリットを紹介。また、3S活動や省エネ活動など日頃から業務改善を目指す会社は、IT化にも成功しやすいことも解説した。
 その後の質疑応答では、参加者からDBに関する様々な質問が投げかけられ、闊達な意見交換が行われました。

 同工業会はゴム技術の向上や情報提供の場として、各種講演会や勉強会を毎年開催しています。

 

2017年03月09日更新